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  • 宮﨑 秀彦

"経験"の意味

唐突ですが、みなさんは「経験」の意味ってご存知でしょうか?


"あの仕事はいい経験になった"

"どうやら経験から何も学んでいないようだ・・・"


など、色々なシーンで耳にする言葉かと思います。

新入社員の方ですと、OJT(On-the-Job Training)ということで、実際の職場で数ヶ月間業務を体験するようなこともあるかと思います。

一方、職場を離れて行われる集合研修(OFF-JT)というスタイルもあります。こちらは受動的な講義形式がイメージされるため、経験としての意味はないのではないかと思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、実はこちらも重要な"経験"の機会なのです。


経験の意味を研究した人物として、アメリカの教育思想の原点とも言われるジョン・デューイ(1859-1952)という方が居ます。


彼は、経験には2つの原理があると言っています。


①相互作用

 「誰ひとり自分自身のために生き、死ぬわけではないのと同様に、いかなる経験もそれ自体で生きたり死んだりはしないものである。」

 自分と相手の関係の中から経験が生じています。例えばオンライン学習が普及したとしても、ユーザーが学ぶときサービス提供側は"こういうことをユーザーは学びたいんだ"と大きな経験を得ることができます。


②連続性

「あらゆる経験は、願望や意志とは全く無関係に、引き続きおこってくる更なる経験の中に生きるのである。」

 昔の失敗があるから、似たようなトラブルを防げたという体験は皆さんあるかと思います。


例えば、誰かの失敗や成功を見るという出来事は、相互作用と連続性を持ったまぎれもない経験です。ここで何もしない事も出来るのですが、そこから意味を読み取り、自分の行動に活かすことができれば、「質の高い経験」に変えることができます。



冒頭の集合研修の話に戻ると、新しく学んだことを使って、日常の職場体験を振り返り、未来に役立てる事ができれば、研修とは日々の業務を質の高い経験に変化させる機会と言えます。


研修でなくても、少し日常を離れて自身を振り返ることで、いつもとは違う経験に変化させてみましょう。


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